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橋富さんご夫婦(横浜市都筑区・風音均整院)

自己紹介と身体均整師を志した理由

初めまして。22Bの橋富行雄、橋富文香と申します。私たちは夫婦で平成22年に学園に入学し、卒業後すぐの平成23年4月25日に横浜にて身体均整院を開業いたしました。 前職は、夫は真言宗の僧侶を、妻は医療・保健・介護分野の企業で、事業企画開発、事業運営管理、経営企画管理の仕事をしていました。 結婚を機に、これからの人生は夫婦2人でできる仕事で生きていこうと決め、互いにこれまでのキャリアを断ち、身体均整法学園に入学願書を提出しました。 「なぜ身体均整師を選んだのか。」ですが、その決め手は大きく3つあります。1つ目はもともと夫が整体業に大変興味があったこと、2つ目は妻が約20年来、客として多くの整体・カイロ・マッサージ・エステなどを受けた中で身体均整師の技術や効果が別格で素晴らしかったという実体験があること、そして3つ目は、国の制度に左右される保険診療の事業とは性質が違い、身体均整師業はすべてを自己責任の下で自由設計でき、確かな技術やサービスを提供できた場合、確実な収入を確保することが可能であると、具体的な売上計画・事業計画を考えた際に計算できたことにあります。

入学~開業に至るまでのアクション

私たちは、卒業と同時に開業すること、また開業後半年で身体均整師業だけで生活できる収入を確保すること、という目標をもち、入学を決めた時点で簡単な開業後3か年の売上シミュレーションと開業準備費見積りやその作業工程表を作成し、学校に通う1年間は仕事に就かず、通学と開業準備を同時に行いました。 そして、通学期間の1年間でいかに知識と技術を多く獲得できるかに勝負をかけたところもあり、入学願書を提出した時点で、今後の授業で先生方の話が少しでも理解できるよう、身体のしくみについてだけは簡単な本を購入して予習して入学しました。 私たちは夜間部であったため、宿題や復習などの自宅学習はあるものの、昼間は開業準備に十分な時間をとることができました。7月(開業9か月前)には店舗兼自宅となる物件へ引越しをし、10月(開業6か月前)までに店舗としてのかたちを大まか作り終え、早速その翌月から無料でご近所の方など約30名の方に対し実践的な施術の練習を開始しました。 無事に翌3月に卒業させていただくことができた時点で、均整院オープンのための最終準備として、ホームページ作りやパンフレット・チラシを制作し、来るオープン日4月25日に向けて4月初旬から5月中旬にかけて自分たちの手で、ご近所に1万5千部のチラシを配布し、地域広告誌へ「オープンのお知らせ」を掲載しました。

開業後の事業の実際 1.施術件数

開業1年目及び2年目は、身体均整業に充てる時間として、夫が1日最大5人まで、妻が最大1日3人までと決めて、お客様の予約を受けました。 開業1年目(平成23年)の年間施術件数は、4月25日~12月までの約8か月間で、目標603件に対し、実績は887件(達成率147%)で終えることができました。 開業2年目(平成24年)は、目標1282件に対し、実績は1417件(達成率110%)で終えることができました。 私たちにとって、目標を決定する際に一番大切になる指標が、「予約可能枠数に対する実績枠のシェア率」でした。この枠シェア率とは、例えば1日当たり10件の予約可能枠があるとして実績が2件(=2枠)だった場合、その日の枠シェア率は20%である、という考え方です。 入学してから、先生方・先輩方から、「開業してからの数年はお客様が少ない」とか「5年目でやっと均整院一本で生活できるようになった」などの話を幾度かお聞きしました。実際、初めは1日当たり0件からスタートして徐々に2件、4件、6件と忙しくなるものですので、初めから高い目標は作らずに、なだらかな右肩上がりの枠シェア率を上げていく目標を設定し、一日当たりの目標施術件数を具体的にして、売上目標を作成しました。 これは特に開業1年目の私たちにとって、大変な心の支えとなる数字になりました。お客様がO件や1件、2件の日ばかりでも、「初めはこれが普通。なだらかな階段を上がっていく道のりの初めの一歩にいる。」と、客観的な数字を見ることによって不安を払しょくすることができ、希望を持つことができたからです。 開業時点に設定した開業1年目及び2年目のそれらの目標値は次のとおりです。枠シェア率及び1日当たり施術件数を大まかですが、徐々に高く設定していることがわかっていただけると思います。

開業後の事業の実際 2.サービスと顧客獲得

現在、開業して間もなく臨床経験が少ないため、施術にかける時間を約80分~90分とし、受付から会計を合わせて1人のお客様に対し余裕をもって2時間の枠を設けています。今後、技術をさらに磨いていけば、5年目には施術時間を60分前後にできると考えています。現在、最大1日10件のお客様にご来院いただいておりますが、後々は1日当たりのお客様の数をもっと増やしたいと計画を立てています。 また、私たちは、開業するにあたり、お客様ターゲットのイメージを決め、環境、立地条件、お店の雰囲気づくり、お客様がリピートしたくなる技術やサービスにこだわりを持ち、お店づくりをしました。お陰様で、親子や夫婦、友人など口コミで来てくださるお客様が次第に増え、多くの方がリピーターになってくださっています。まだまだ開業して1年9か月ですが、近ごろお客様から「噂を聞いて来ました」との声をいくつかいただき、徐々に地域に根差してきたのではないかと喜んでいます。

平成23年度目標(※2011/4/25 OPEN)

【予約可能枠数】月(5枠)、火・金(10枠)、水(4枠)、土・日(10枠)
作成:平成23年3月

目標(KPI) 営業日数(日) 予約可能枠(枠) 枠シェア率(%) 1日当たり施術件数(件) 月次施術件数(件)
1月 - - - - -
2月 - - - - -
3月 - - - - -
4月 5.0 37 10.0% 0.74 4
5月 24.3 182 20.0% 1.50 36
6月 24.3 178 30.0% 2.20 53
7月 26.3 200 35.0% 2.67 70
8月 23.3 174 40.0% 2.99 70
9月 24.3 184 45.0% 3.41 83
10月 22.3 168 50.0% 3.78 84
11月 25.3 188 55.0% 4.10 103
12月 22.3 166 60.0% 4.48 100
年間合計 197.0 1,477 - - 603
平均 24.0 180 42.1% 3.15 74

平成24年度目標

【予約可能枠数】月(5枠)、火・金(10枠)、水(4枠)、土・日(10枠)

目標(KPI) 営業日数(日) 予約可能枠(枠) 枠シェア率(%) 1日当たり施術件数(件) 月次施術件数(件)
1月 23.0 192 50.0% 4.17 96
2月 24.2 192 50.0% 3.97 96
3月 25.2 208 50.0% 4.13 104
4月 25.2 203 52.5% 4.23 107
5月 23.2 187 52.5% 4.23 98
6月 22.2 189 52.5% 4.47 99
7月 26.2 213 55.0% 4.47 117
8月 25.2 202 55.0% 4.41 111
9月 25.2 208 55.0% 4.54 114
10月 26.2 207 57.5% 4.54 119
11月 24.2 198 57.5% 4.70 114
12月 23.0 186 57.5% 4.65 107
年間合計 293.0 2,385 - - 1282
平均 24.4 199 53.8% 4.38 107

身体均整法学園を勧める理由

私たち夫婦にとって、身体均整法学園に入学したことは、本当に大成功であったと日々実感しています。この時代転職をして収入をある程度すぐに安定させるということは容易なことではありません。ましてや転職を決意する年齢が高いほど、その難易度は上がると思います。 整体業を志す方であれば、古き日本と現代の手技療術の集大成である「身体均整法」を是非学ばれ、自ら開業されることをお勧めいたします。学園の授業では、先生方ご自身が均整院を経営されていることもあり、事例を踏まえた実践的な実技の授業が多く、開業後も大変役立ちます。学校卒業後も、多くの先生方が研修会を開催されており、さらなる技術研鑽の場も沢山あります。 ちまたには、多種多様な整体関連の同業者が肩を並べています。どれもそれぞれに事業としての魅力やむずかしさがあるのだろうと思いますが、身体均整院は確かな技術や知識を磨きさえすれば、格別に事業としての魅力が大きいと感じています。診療報酬事業のように、社会保障費の財政圧迫に直接的な影響を受けることもなく、世の流行廃りや不景気に影響されることもあまりありません。そして何より初期の立上げ費用もそうですが、毎月のランニングコストがとても少なく、民間企業では考えられない利益率が獲得できます。 この仕事をはじめて、お客様から日々「楽になった」と喜んでいただき、また時には長年の症状から解放されて「ここに出会ってよかった」と涙される方もいらっしゃいます。私たち夫婦は、これからも一人でも多くのお客様との出会いを大切にして、身体均整法でお客様の健康の一助となれるよう、これからも研鑽していきます。 是非、一緒に身体均整法で頑張ってくださる同志が増えることを切に望んでいます。

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小柳弐魄さん(新宿区西落合・伊良林均整院)

最初はあまりに多くの学校があって目移り

舞踏家でしたので身体に純粋に興味がありましたし、しかもその探究が生活の糧になれば一石二鳥だと、手技療法を学ぶことにしました。 具体的にどの学校で勉強しようかといった段になると、あまりに多くの手技の学校があり目移りしてしまいました。進路を決めるために開いてみた雑誌『手技療法』に整体の沿革が載っていて、そこに「日本における整体の歴史が均整法の中に凝縮されている」と書いてありました。「だったら!」と決心しました。初心者としてはまず全体を見渡せることが重要だと思ったのです。さらに偶然にもそのころ頼りにしていた手技療法家が身体均整師だったことも重なり、「身体均整法」をまずは修めようと、そのために身体均整法学園に入学を決めました。

経験豊富な講師陣に圧倒される

しかし、勉強はしたかったものの「学校」に苦手意識の強かった自分は不安でした。 「学校」なんていうと学生を型にはめて成績の最低ラインを引き上げるような窮屈なものをイメージしていて、自分としてはおずおずだったのですが、身体均整法学園はとてもおおらかで自由な雰囲気でした。 教えてくださる先生方も講義専門の講師陣ではなく、みなさん臨床家でした。現場で活躍されている先生方の講義の説得力、楽しさ、頼もしさ、おおらかさには本当に感動しました。 おかげで、好奇心を充たす以前に形式的な拘束に挫折してしまうなどということもなく、存分に内容に集中することができました。 そして在学中には施術家になるんだと決心もかたまり、卒業と同時に身体均整院を開業しようと予定していました。

失敗覚悟で決めた独立開業

ところが在学中にあたりをつけておいた物件が卒業間際に頓挫してしまって、新しく物件を見つけて開業できたのは8月でした。 “開業しました”といって自然に頼ってもらえるようなそれまでではなかったので、初対面の方をターゲットにすべく少しリスキーかなとは思いつつも思い切って店舗型で開業してみました。 それまでとくにどこかの整体院で修行したわけでもなかったのですが三十路前にもう一度失敗しておこうというつもりで、指南書なども参考にせず好き勝手にチャレンジしてみました。 ですからまさか始めからうまくゆくとは思っておらず、アルバイトは続けながらの開業でした。そのため、アルバイト先のビデオレンタル店のそばで物件を決めました。

月100名来院を達成、さらなるチャレンジへ

開業の際に気がついた利点として、ランニングコストが家賃と光熱費と、洗濯代くらいしかかからないことと、自分の都合でスケジュールが組めることは特筆しておきたいことです。 院だけの収入で生活できるなとなったのは7、8ヶ月めあたりでした。その後どんどん紹介や通いのクライアントが増えていって、ぼんやり目標にしていた“月百回”施術しようという達成まではすぐでした。 月々、平均施術料5000円×100回=約50万です。それで余裕ができたので勉強を詰め込むのは若いうちだなと別の専門学校に通うことも決めて、これが三年間で約400万円ですから、それを払えるように、かといって学業も並行できるようにバランスをはかりつつ院と生活と学業をエンジョイしております。 現在は開業して4年が過ぎ、5年めに突入しており、この春でその専門学校も卒業です。

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福田裕之さん(栃木県益子町・均整福田)

自己紹介と身体均整師を志した理由

20代の頃勤めていた信用金庫では、大変重たい鞄を持って外回りの仕事をしていました。その結果、腰を痛めてしまいました。同じ時期に妻も体調を崩しており、二人で埼玉県朝霞市の須田仙一郎先生(当時身体均整師会理事)に診ていただいたことが身体均整法との出会いです。均整法の効果を実感し、「なぜ、これで良くなるの!?」と驚いたことを覚えています。腰が痛いと伝えたのに、須田先生は額で観察をし、殆ど腰に触れることなく施術をされました。施術後、「腰はどうだ?」と聞かれて、「あれっ?」という具合で、不思議なことに楽になっていました。須田先生の技のすばらしさに驚くと同時に身体均整法に興味を持った瞬間でした。
転職の一番のきっかけは、私の娘のことです。長女は生まれつき身体が弱く、退院することもなく1歳の誕生日も迎えずに逝きました。小さな体で懸命に生きようとしている愛娘と日々、過ごす中で気づかせてもらったことは、「自分の人生を大切に生きるということ」「健康であるというありがたさ」「今ある幸せに気づく」ということでした。
私は学生時代、理学療法士になり、病院のリハビリの仕事をしたいという夢を持っていました。ですから、娘の不幸を通じて「人の健康に役立つ仕事がしたい」という想いが改めて強く出てきました。そして須田先生にお世話になって整体という道があることを知り、29歳の時に均整の道に進むことを決心しました。

開業の決意

将来いつか一緒にやろうということで、妻と2人で学園に入学しました。学校が土日でしたので、2人とも仕事を継続しながら栃木から高円寺(※)まで通いました。私は入学を決めた時から、信用金庫の仕事は卒業と同時に辞めて開業するつもりしたので、そのようにしました。妻には卒業後も生活費を維持するために、それまでの研究職の仕事を継続してもらいました。
(※)福田先生在学中は、高円寺に教室がありました。
養成講座で、月100名・売上50万円で年間600万円という数字を聞いていましたので、それが一つの目標でした。実績は開業初年度と2年目が400万円手前で、600万円を達成するのに7~8年かかりました。学生の時に、「開業するなら2~3年は食えないよ。そのくらいの覚悟で開業するならしなさい。」と言われていましたので、その覚悟はしていました。

現在の院のコンセプトについて~居心地の良い、優しい空間づくり

開業当初は、目立つ看板もなく自宅の一室でおこなうのがいわゆる「施術家のスタイル」なんだと思っていました。しかし、どうも自分らしくないと少しずつ違和感を感じはじめ、徐々に来院者さんとの会話の仕方を変えてみたり、待合スペースを作ってみたり、自分のスタイルに変えていきました。
4年程前に中村先生に来ていただくようになってからは、女性の視点で更に内装に手を入れてもらいました。中村先生より、「初めて当院に来院したときの印象は、ベッドと机があって壁には本がザーッと並んだ空間で、男性の部屋に入るような感じを受けた」という話を聞いたからです。当院は女性の来院者さんが多いので、女性にとってほっとできる居心地の良い環境にした方が良いと思い、中村先生に意見を出してもらい2人で相談しながら、少しずつ現在の内装に変えていきました。

コンセプトは「コミュニティのある整体院」

以前から、私が掲げていたコンセプトは「コミュニティのある整体院」です。 そのために来院者さんと和やかにお話しやすい空間を創りたいと思っていました。特に女性の場合は、閉鎖的な空間に整体師1人に対して来院者さん1人の状況ですと、初めて来るときに不安があるだろうと考えました。それを何とか緩和して差し上げることができないかと考えた訳です。なお且つ、当院で「自分の悩みを解決できるかもしれない」という希望を持って欲しい。そのためにどうしたらよいかと考え、「コミュニティのある整体院がいい」と思いました。
一番の理想は、病院の待合室のように、たまたま居合わせた来院者さん同志が、「ここで腰痛が治ったよ」というような会話が出てくればいいなと思っています。施術する側は自分のところをいいようにしか言わないと思われがちです。そうではなく、原体験した来院者さん同士が「ここは本当にいいですよ」って会話してくれたら何よりだと思います。更に来院者さんから、当院で知り合った方と仲良くなり外でお茶したとか、そんな話が聞けたら嬉しいなと思いました。純粋に人間同士の触れ合い・心の支え合いの世界がこの場で展開できていれば最高です。

「均整師」としてのやりがいについて

笑顔の泉が湧く、そんなコミュニティを創りたい。もっとコミュニティ化につながるイベントをしていこうと考えています。例えば、「整体カフェ」。来院者さん達とゆっくり話をする交流の場です。
益子町には「いきいき講座」というものがあります。町主催の「町民大学」のようなものです。我々もボランティアとして講師登録しており、要請があれば健康に関する講義をしてきました。今後は当院主催の健康教室を開いていく考えです。
均整福田の将来のイメージについて、中村先生と二人でよく話しています。痛みをかかえてしかめっ面で来院された方が、体も心も軽くなって笑顔で帰っていかれる。均整福田から笑顔の数がどんどん増えていく。笑顔が泉のように湧き出てくるイメージです。
人は幸せになるために生まれて、そして生きているのだと思います。その幸せを実感する上で健康は欠かすことのできない条件の一つです。均整師は、光を失いかけて不安の中で過ごしている人々に、一筋の光を指し示して手助けができる尊い職業だと思います。順風満帆な道では決してありませんが、人の幸せを応援できる均整師という職業に、自分の人生を賭けていくことは素晴らしい選択だと思っています。

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北野優旗さん(香川県市三豊市・きたの均整院)

均整師を志した理由について

学生時代は、陸上競技の槍投げの選手として全国大会で入賞していました。しかし、陸上選手というのはプロでは食べていけないという現実があります。世界選手権に行くだけではだめで、室伏浩二選手のように世界でメダル取れるレベルまで行かないと、企業も不況なので実業団で雇えないんです。長距離走なら宣伝にもなるのでまだ雇ってもらえるのでしょうが、厳しい状況があります。 高校卒業後は、順天堂大学スポーツ健康科学部に進学しました。中学高校の保健体育の教職員免許を取り、高校の陸上部を教えたかったので。しかし、残念なことに香川県は採用枠0件で、その道に進むことができませんでした。
そこで、東京の民間企業に入社し、営業兼システムエンジニアの業務に就きました。大きな汎用機(サーバー等大型コンピューター)のプログラムを扱う仕事で、お客様のところに営業担当者と一緒に訪問し、営業担当では話せない細かなプログラム的なことを話して、より専門的な技術担当に渡す中間の仕事をしていました。入社の時点では、パソコンの知識はほぼありませんでしたが、たまたま事業部長さんが元陸上の選手で、上下関係や挨拶などができるからと、人間性を評価してくださり採用してくれたそうです。しかし、パソコンの知識を習得することは、とても苦労しましたし、仕事は忙しくて大変でした。大きなプロジェクトが一旦終わり、一段落した時にこれが一生続くのはとても大変なことだと思い、これからの人生について真剣に考えました。
そこで自分が何の仕事が向いているのかを自己分析して、「自分で道を切り開きたい」という想いがあり、独立してやれる「整体」だと答えが出ました。僕も学生の時に地元の均整院の先生に診ていただいていて、色々カラダのことを教えてもらっていましたので、学校の先生でなくても学生と触れ合うことはできるなと。部活動でもよく友達同士でマッサージをしていましたし、順天堂大学は元々医学部の大学なので、スポーツ健康科学部で機能解剖学からスポーツ医学まで一通り勉強していましたので、その知識を活かせるとも思いました。

「均整」を選んだ理由」

身体均整法を知ったきっかけは、学生時代の部活動による怪我で、地元の均整の田中敬三先生のお世話になったことです。高校1年生からヘルニアで手術が必要と言われていましたが、3年間週1回のペースで診ていただいているうちに良くなりました。接骨院や針にもかかりましたが、施術後の効果が違いましたし、施術時間が15分なのですが「受けた !」という感覚でした。
整体業で独立するにあたり「均整」を選んだ理由は、田中敬三先生と、南一夫先生がきっかけです。大学が東京に決まり、大学時代は田中先生に紹介していただいた南先生のところに通っていました。その経験から、整体業に進むなら「均整」だと思いました。

開業の決意

2年間のサラリーマン生活を経て、24歳の時に身体均整法学園東京校の夜間コースに入学しました。整体師になると決めた時点で、卒業と同時に地元で開業する予定でした。
経営の方向性で行くと、治療院的な感じではやりたくないなと思っていました。これから生き残るには差別化が必要だと思ったので、「治療院だけど、ちょっと他と雰囲気が違うな」というスタイルにしたいと考えていました。 開業の仕方や事業を軌道に乗せることに関して、均整の先輩方にも相談しましたが、残念なことに開業されている先輩が周りに少なく、相談先がない状況でした。 そこで、学園に通いながらリラクゼーションサロンでバイトを始めました
開業にあたり、均整にすべて頼り切りではダメだと思っていましたし、接客やサービスでいうと格段にリラクゼーションサロンが上だと思っていましたので。また、開業準備や軌道に乗せる過程の勉強にもなると思い、あえてオープニングスタッフとして入れるバイト先を探しました。 リラクサロンのバイト先では、ボディケアやフット・ハンドマッサージを担当し、身体に触る練習になりました。 学生時代の手技の勉強に関しては、南先生の行徳均整指導所の勉強会にも参加させていただきましたし、とにかく多くの知り合いに身体を触らせてもらっていました。

店舗経営への移行

この店舗は、開業して2年半くらいに建てました。それまで出張メインでしたし実家の一部屋を施術所としていましたので、ゆくゆくは自分の店舗を持ちたいと考えていました。父が実家をリフォームすることになり、そのタイミングで実家の敷地の一画に建てることになりました。間取りの設計図は自分で考えて、その希望通りに業者さんに造ってもらいました。
ここを建てるとき考えたメインターゲット像は「28歳の女性」です。この商売は女性に受けないといけないと思うし、女性が来ると男性も来るようになります。口コミはやはり女性がよくしてくれますし。メインターゲット像はなるべく細かく決めた方がいいと思いましたので、 「もし僕がお客だったら、どのようなお店に通いたいか。」と考え、同じ年代の女性が通うお店に自分も通うだろうと思いました。
そのメインターゲットを中心に、若い学生さんからご年配の方まで幅広くご来院してもらえるお店にしたいと思いました。日本人だったら和風であれば問題ないだろうと考え、「和風モダン」のお店づくりをしました。細かくこだわりを業者さんに伝えて、受付台や床材、施術ベッドなども、既製品ではなく特注で作ってもらいました。この辺りには、リラクゼーションサロンや整体がとにかく多いんですが、自分は意識せず自分のコンセプトでやっていこうと考えました。

常に目標を設定

人生プランをしっかり考えることが大切だと思います。軌道に乗せるためも次の成長のためにも、計画性を持って、色んな場面で決断とある程度の投資が必要です。 私は具体的な目標を設定をしないと落ち着きません。常に、大目標、中目標、小目標と、段階に分けて目標を設定しています。大目標を達成するために、中間的な目標、そして小さな目標を日々達成することを大事に考えています。
大目標は、10年後、20年後の自分の姿なのですが、最近変わって明確になったところです。3年前までは手技の職人としてのスペシャリストを目指していましたが、今は健康と美容の分野のビジネスを展開する経営者を目指しています。妻が美容師をしていて、あと4年か5年で独立して美容院の経営を始める予定です。整体と美容があると、エステやネイルなどビジネスの幅が広がり、色んなセラピストに活躍してもらうことができます。妻が美容院を始めたら、私は株式会社を立ち上げて、美容と健康をテーマとしたビジネスを展開したいと思っています。健康や美容関係のセラピストを育成する学校も運営し、人材育成に力を入れた組織作りをしたいと考えています。

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