卒業生の声 卒業生の声

2023年度版「卒業生の声」VOICE OF GRADUATES

当学園の卒業生がどんな思いで入学し、そして卒業したあとはどのように活躍しているかをインタビューしました。
卒業生などの生の声を聞いていただくと、だいぶイメージしやすくなるかと思います。学園についての声を多数集めました。ぜひご覧下さい。
興味をもった方は、まずは資料請求と学園説明会にいらしてください。

学園講師 & 助講師として活躍

会社勤めの際、コロナ禍になりキャリアチェンジを考えたことがきっかけです。それまで勤めとは別に、合唱団で指導者・歌い手として長年活動していたこともあり「身体」を改めて勉強してみたいと考えていたところ、偶然にも知り合いに身体均整師がおり、身体均整法と出会いました。 年齢、性別、仕事など、様々なバックグラウンドの方がいらして、和やかな雰囲気でした。私のように手技療法を学ぶのが初めての方、鍼灸師の方、 プラスアルファの知識を習得して今後のキャリアに活かしたいという方など、 自然と学習意欲も上がりました。 骨の数も知らない状態からスタートしましたが、基礎的な理論から専門性を持った興味深い内容の講義で、講師の方へ直接質問できてありがたい環境でした。 今では、学園の「自他動操縦法」という講義の講師ならびに助講師として、 受講生の方々をサポートする役割のお仕事をしています。 私は、日本人女性の平均身長&スポーツが苦手&力が弱いので、受講生の時は ダイナミックな手技の練習に大変苦労しました。身体の知識ゼロから勉強した自分だからこそ、受講生の方々の目線に立ち、小さい力でも大きな結果が出せることをお伝えできるよう心掛けています。 また、身体均整法の理論を、飼っている動物に応用したり、自身の 身体のメンテナンスや、パフォーマンスアップにつなげられるように 日々研究しています。 みやび均整指導院 院長 石川雅子さん

家族の為に入校しました

私は腰痛持ちで妻は変形性股関節症、2人の娘も身体の不調があり、近くの 均整院に家族で通っていました。 しかし、その均整院の先生が亡くなり、山形県でほかの均整院は見つかりま せんでした。そうするうちに妻の変形性股関節症が悪化し、足を引き摺るよ うになり痛みで夜も眠れなくなりました。 ネット検索で「身体均整法学園」がありましたので、藁にもすがる思いで 入校しました。 私は全くの素人でしたが、基礎から少しずつステップアップしていきました。大事なことを繰 り返していくカリキュラムなので、とても学び易かったと思います。そして、わからないこと は助講師の先生にも聞きながら、クラスの仲間と楽しく有意義な学園生活を送ることができま した。 更に、卒業生が研鑽を積む場である付属均整センターを学生の時に見学させていただき、今は 均整センター員としてお世話になっております。そこでは多くのアドバイスをセンター員の皆 さまにしていただけますのでとても勉強になっております。 また、自宅でも開業し、少しずつお客さまがいらしています。 最後に妻の変形性股関節症ですが、今では階段を駆け上がれる くらいになりました。 ご指導いただきました先生方に心から感謝致します。 うるしやま均整院 院長 漆山清美さん

もう一度入学したいです

卒業して早くも4年が経ちます。 入学前は別の整体学校や講習等で実技を学び、サロンや整体院などで活動し ていました。 そのうちイベントや出張などに出て、個人でお客さまを集め対応することが 多くなり、もっとスキルアップしたいと考えていた時、身体均整法学園のこ とを知りました。 月2回の週末、広島から大阪までは遠かったですが、入学前にも支部会に参 加させて頂いたり、先生方から身体均整法のことをたくさん教えて頂き、均整の実技や理論は 知るほど楽しくてすぐに入学を決めました。 入学後も明るくて活気ある同期のメンバーにも恵まれ和気あいあいと学ぶ事が出来ました。  2日間の授業は内容も濃くあっという間に過ぎて学校に行くのが毎回とても楽しみでした。 もう一度入学したいです笑。 卒業後は開業し、学校で学んだ身体均整法を実務に活かしています。現在も、師会のセミナー や学校でお世話になった講師の先生方の講習会などに参加し、学びを深めています。 身体均整法は奥が深くまだまだ分からない事だらけです。 大変なこともたくさんありますが入学式に当時の会長の矢作先生 から言われた「続けていきましょう。なんとかなるからね」 という言葉をいつも思い出して、手技療術者としての経験を 日々重ねています。 aru均整 院長 蔵河有希さん

理学療法士からの転身

私は理学療法士として病院に勤務していました。そこでの臨床で、なかなか 効果的なリハビリができないことに悩み、理学療法士向けの様々なセミナー に参加してきました。2年間で50日以上のセミナーに参加していたと思いま す。少しずつ技術や知識は身についていましたが、何か1つのことを学んで 軸にしたいと考えていたところで、身体均整法に出会いました。 学園で学んだ技術を実践すると、普段は寝返りや起き上がりができない方が、 すーっと楽に動けるようになったり、職場スタッフの身体の痛みを全く痛み と関係ない部位から即座に改善させたり、勤め先では小室マジックと崇められていました(笑) それと同時に理学療法士のセミナーで学んだ理論や技術は何だったんだろう・・・。初めから 身体均整法の視点で身体と向き合えば良かったと思うこともありました(今ではその知識も生 きています)。 卒業後は自律神経失調症や医療機関では解決できない身体の痛みでお悩みの方の手助けになれ るように治療院を立ち上げています。貯金も少なかったので、理学療法士のアルバイトをしな がらの経営でしたが、現在は徐々に経営が安定してきたので、治療院経営のみに移行している 段階です。 ともき均整院 院長 小室知貴さん

会社員から身体均整師へと心に決めた

高校生の時代、学級担任の先生が「鍼灸師」である事から手技療法への興味 が沸きました。 会社員時代を経て、知人の田川直樹先生が「身体均整師」であった事から話 を伺い、身体均整学園の説明会に参加しました。実際の授業見学を経て、 この先の人生で「身体均整師」をやろう! と心に決めたのが出会いでした。 身体均整法学園へ入学して同期の中には、整体師・柔道整復師・医療関係経 験者などや年齢も違うクラスメイト達に影響されながら、初めは解らないな がらも興味深い講義・実技を学びながら、 毎回学園の授業が楽しくて最高でした! 身体均整法 を基に、人の身体の白地図を学べて2年間が凄い速さで過ぎてしまいました。 学園講師から、卒業時に頂いた言葉がとても好きです! 「皆さんは地図の見方を学びました。此れからはそれを頼りに  冒険者となり旅を続けてください!」 学園卒業後は開業のシミュレーションとして、身体均整師会付属「均整 センター」へ通い、接客や施術の流れ等を学ばせて頂きました。 翌年に神奈川県・横須賀市にて開業、現在は埼玉県の朝霞市と、2か所 掛け持ちで日々営業しており充実の毎日です。 杉本身体均整院 院長 杉本精一さん

体が弱かった自分が地元で開業!

私は小さな頃から自分の体に自信がありませんでした。体が弱く、体力がな くて食欲もない。常に不調を抱えている状態。均整の施術を受けて、180°世界が変わった感動は今でも覚えています。 均整ってすごい! 私もやりたい、学びたいと、入学しました。 ところが、入学早々パンデミック! 初の緊急事態宣言で、入学式はZoom、 はじめの2ヶ月は学園に通えない状態。画面上で先生が骨模型を触っている のを見ながら、この先どうなるのかと…。 でも、画面の向こう側の先生方はいつも熱い! Zoomに合わせた即興の カリキュラム変更など迅速な対応で、通えるようになってからも先生方の熱の 入った講義で、コロナ禍を吹き飛ばす充実した学園生活が始まりました。 消毒、検温、慣れないマスクでの実技練習…、でも通えるだけで嬉しくて、 学べるって幸せだなと思いました。 初めての経験で手探りの中、先生方と受講生で協力して乗り切り、大変だった けれど楽しい思い出です。 在学中から準備を進め、卒業少し前に地元で開業しました。 分からないときは先輩の先生方に教えて頂いたりしながら、おかげさまで 定期的に通っていただけるお客様が増えました。 現在、学園助講師を務めながら、学びの日々が続いています。 Lotus身体均整院 院長 瀧澤ユウさん

助産師 & 身体均整師として開業

助産師として母乳育児支援を専門に働いていた中で、多くのお母さんが 抱っこによる腱鞘炎や肩こり、産後の腰痛や骨盤の不安定さ等に悩んでいる こと、そしてそれら体の不調と母乳量や乳房トラブルに関係があることに気 づきました。そこで、今の仕事に取り入れられる実践的な技術を学びたいと 思い身体均整法学園に入学しました。 学園では、私のように仕事にプラスしたり、独立開業を目指す仲間と出会え て、一緒に刺激し合いながら和気藹々と勉強しました。 卒業した今でも、一緒に講習会に参加したり、練習したりと切磋琢磨しあえる良き仲間です。 卒業と同時に身体均整師&助産師として開業しました。母乳育児支援に身体均整法の技術を取 り入れることに加えて、産後のお母さんや0ヶ月からの赤ちゃん達も施術をさせて頂けるよう になり、身体均整法を選んで本当に良かったと思っています。卒業してすぐの開業で不安もあ りましたが、卒後も研修会が沢山あり、先輩均整師に相談できる機会も多いのでとても助かっ ています。 学び続ける必要のある仕事にやりがいを感じ、 信頼して身体を預けてくださるお客様に誠実に 向き合いながら、これからも技術を磨いていきたい と思います。 Cache-cache coucou! 院長 真木智子さん

オイルトリートメントに取り入れる

元々アロマセラピストとして仕事をしていましたが、家族の病気がきっかけ で感覚的な心地よさだけでなく、痛みや体が思うように動かないといった 不調にも対応できるようになりたいと思いました。 入学する前からいくつか講座やセミナーなども受講していましたが、ほとん どが「こういう症状にはこのような施術」というものばかりでした。 そういったトラベル英会話的なものではなく、総合的な人間の体の仕組みや 根本的な考え方を学びたいと思っていたので身体均整法学園を選びました。 学園では特に3原則の考え方や、個別の病名ではなくあらわれている不具合をどう解釈して 対応するかという事に大きな学びがありました。 世の中には様々な治療法や技術が溢れていますが、学園で学んだことで どんな理屈を使っているのかがなんとなく想像がつくようになったので、 怪しげな理論や治療法に惑わされなくなったのも自分の中では大きいです。 現状学んだことを全て使いこなせているわけではありませんが、もともと やっていたオイルトリートメントの中に均整的な施術を取り入れ、全身の 調整や痛みなどの不具合に対応できるように取り組んでいます。 心地よさだけでなく、痛みの緩和や身体のバランスが改善して 動かなかった部分が動くようになるのは、やはりうれしい事ですし やりがいを感じています。 Salon Wahou ~和芳~ 院長 南 和芳さん

動画配信サイトで出会った身体均整法

始まりは旅行先で知り合ったオランダの方に「日本式の腰痛の治し方を教え て欲しい。」と頼まれた事でした。 その方はひどい腰痛持ちだったのです。動画配信サイトで整体の動画を検索 して試してみたところ、劇的に効果があったのが身体均整法の手技でした。 施術を受けた方はその効果に驚いていましたが、見よう見まねでやってみた だけの私はもっと驚きました。 数日後から、施術を受けたオランダの方の紹介で腰痛に困っている外国人が 私のところに訪ねてくるようになりました。言葉はあまり通じませんが、特 に問題はありませんでした。これは面白い。もっと勉強したいと思うようになりました。 入学後は同じ志を持つクラスメートと共に、講師の先生方から基礎中の基礎から教えて頂いて、 あっという間の濃密な一年となりました。 卒業後は毎月の支部勉強会に参加したり、近くに住む者同士で練習したりと技術や知識の向上 を楽しみながら勉強を続けています。 現在は本業が別にあり、休日に予約を受け付けて均整の施術を していますが、理解ある家族のお陰で来年からは均整を本業に します。取りづらい予約状況の中、通ってくださっていたお客様に 恩返しできる事がとても嬉しく思います。 あすなろ身体均整院 院長 山田龍平さん

手技療術の世界はわかりにくかった

手技療術の世界はわかりにくいです。お客様からも「整体を受けたくてもど こを選べばよいのかわからなかった」と、しばしば耳にします。それは、学 ぶ側にしても同じことです。もっと深く勉強したいけれど、何を選べばよい のかわからない、そう悩んでいたころに出会ったのが身体均整法学園でした。 基本的な手技療術全般を網羅し、伝統を継いでいながらも、科学的な裏付け との照合を精査しつつ20年30年40年と臨床を重ねている先生方が講師を されているので初学の人も経験者も自分に合った学びができます。 クラスメイトは皆、仕事をしながらの学びなので、情報量の多さに戸惑いながらも協力しあっ て全員で卒業できました。 卒業後、東京都国分寺市で小さな施術所を営んでいますが、身を立てるのに 足りる予約・来院数を継続できています。うれしいことに「先生の技術すごく 良いから、もっと手広くやったら!」とまで言っていただけます。全部、学園で 習ったこと、卒業後の講習会、勉強会で習ったことです。 手技療術の世界は有象無象も多く、一人で仕事をしていると 迷うこともありますが、身体均整法学園・身体均整師会の 諸先輩方・同期・仲間たちが、手技療術家としての 私のカウンターアクティビティになってくれていますので 安心して仕事を続けていられます。 吉田整体 院長 吉田直美さん

橋富さんご夫婦(横浜市都筑区・風音均整院)

自己紹介と身体均整師を志した理由

初めまして。22Bの橋富行雄、橋富文香と申します。私たちは夫婦で平成22年に学園に入学し、卒業後すぐの平成23年4月25日に横浜にて身体均整院を開業いたしました。 前職は、夫は真言宗の僧侶を、妻は医療・保健・介護分野の企業で、事業企画開発、事業運営管理、経営企画管理の仕事をしていました。 結婚を機に、これからの人生は夫婦2人でできる仕事で生きていこうと決め、互いにこれまでのキャリアを断ち、身体均整法学園に入学願書を提出しました。 「なぜ身体均整師を選んだのか。」ですが、その決め手は大きく3つあります。1つ目はもともと夫が整体業に大変興味があったこと、2つ目は妻が約20年来、客として多くの整体・カイロ・マッサージ・エステなどを受けた中で身体均整師の技術や効果が別格で素晴らしかったという実体験があること、そして3つ目は、国の制度に左右される保険診療の事業とは性質が違い、身体均整師業はすべてを自己責任の下で自由設計でき、確かな技術やサービスを提供できた場合、確実な収入を確保することが可能であると、具体的な売上計画・事業計画を考えた際に計算できたことにあります。

入学~開業に至るまでのアクション

私たちは、卒業と同時に開業すること、また開業後半年で身体均整師業だけで生活できる収入を確保すること、という目標をもち、入学を決めた時点で簡単な開業後3か年の売上シミュレーションと開業準備費見積りやその作業工程表を作成し、学校に通う1年間は仕事に就かず、通学と開業準備を同時に行いました。 そして、通学期間の1年間でいかに知識と技術を多く獲得できるかに勝負をかけたところもあり、入学願書を提出した時点で、今後の授業で先生方の話が少しでも理解できるよう、身体のしくみについてだけは簡単な本を購入して予習して入学しました。 私たちは夜間部であったため、宿題や復習などの自宅学習はあるものの、昼間は開業準備に十分な時間をとることができました。7月(開業9か月前)には店舗兼自宅となる物件へ引越しをし、10月(開業6か月前)までに店舗としてのかたちを大まか作り終え、早速その翌月から無料でご近所の方など約30名の方に対し実践的な施術の練習を開始しました。 無事に翌3月に卒業させていただくことができた時点で、身体均整院オープンのための最終準備として、ホームページ作りやパンフレット・チラシを制作し、来るオープン日4月25日に向けて4月初旬から5月中旬にかけて自分たちの手で、ご近所に1万5千部のチラシを配布し、地域広告誌へ「オープンのお知らせ」を掲載しました。

開業後の事業の実際 1.施術件数

開業1年目及び2年目は、身体均整業に充てる時間として、夫が1日最大5人まで、妻が最大1日3人までと決めて、お客様の予約を受けました。 開業1年目(平成23年)の年間施術件数は、4月25日~12月までの約8か月間で、目標603件に対し、実績は887件(達成率147%)で終えることができました。 開業2年目(平成24年)は、目標1282件に対し、実績は1417件(達成率110%)で終えることができました。 私たちにとって、目標を決定する際に一番大切になる指標が、「予約可能枠数に対する実績枠のシェア率」でした。この枠シェア率とは、例えば1日当たり10件の予約可能枠があるとして実績が2件(=2枠)だった場合、その日の枠シェア率は20%である、という考え方です。 入学してから、先生方・先輩方から、「開業してからの数年はお客様が少ない」とか「5年目でやっと身体均整院一本で生活できるようになった」などの話を幾度かお聞きしました。実際、初めは1日当たり0件からスタートして徐々に2件、4件、6件と忙しくなるものですので、初めから高い目標は作らずに、なだらかな右肩上がりの枠シェア率を上げていく目標を設定し、一日当たりの目標施術件数を具体的にして、売上目標を作成しました。 これは特に開業1年目の私たちにとって、大変な心の支えとなる数字になりました。お客様がO件や1件、2件の日ばかりでも、「初めはこれが普通。なだらかな階段を上がっていく道のりの初めの一歩にいる。」と、客観的な数字を見ることによって不安を払しょくすることができ、希望を持つことができたからです。 開業時点に設定した開業1年目及び2年目のそれらの目標値は次のとおりです。枠シェア率及び1日当たり施術件数を大まかですが、徐々に高く設定していることがわかっていただけると思います。

開業後の事業の実際 2.サービスと顧客獲得

現在、開業して間もなく臨床経験が少ないため、施術にかける時間を約80分~90分とし、受付から会計を合わせて1人のお客様に対し余裕をもって2時間の枠を設けています。今後、技術をさらに磨いていけば、5年目には施術時間を60分前後にできると考えています。現在、最大1日10件のお客様にご来院いただいておりますが、後々は1日当たりのお客様の数をもっと増やしたいと計画を立てています。 また、私たちは、開業するにあたり、お客様ターゲットのイメージを決め、環境、立地条件、お店の雰囲気づくり、お客様がリピートしたくなる技術やサービスにこだわりを持ち、お店づくりをしました。お陰様で、親子や夫婦、友人など口コミで来てくださるお客様が次第に増え、多くの方がリピーターになってくださっています。まだまだ開業して1年9か月ですが、近ごろお客様から「噂を聞いて来ました」との声をいくつかいただき、徐々に地域に根差してきたのではないかと喜んでいます。

平成23年度目標(※2011/4/25 OPEN)

【予約可能枠数】月(5枠)、火・金(10枠)、水(4枠)、土・日(10枠)
作成:平成23年3月

目標(KPI) 営業日数(日) 予約可能枠(枠) 枠シェア率(%) 1日当たり施術件数(件) 月次施術件数(件)
1月 - - - - -
2月 - - - - -
3月 - - - - -
4月 5.0 37 10.0% 0.74 4
5月 24.3 182 20.0% 1.50 36
6月 24.3 178 30.0% 2.20 53
7月 26.3 200 35.0% 2.67 70
8月 23.3 174 40.0% 2.99 70
9月 24.3 184 45.0% 3.41 83
10月 22.3 168 50.0% 3.78 84
11月 25.3 188 55.0% 4.10 103
12月 22.3 166 60.0% 4.48 100
年間合計 197.0 1,477 - - 603
平均 24.0 180 42.1% 3.15 74

平成24年度目標

【予約可能枠数】月(5枠)、火・金(10枠)、水(4枠)、土・日(10枠)

目標(KPI) 営業日数(日) 予約可能枠(枠) 枠シェア率(%) 1日当たり施術件数(件) 月次施術件数(件)
1月 23.0 192 50.0% 4.17 96
2月 24.2 192 50.0% 3.97 96
3月 25.2 208 50.0% 4.13 104
4月 25.2 203 52.5% 4.23 107
5月 23.2 187 52.5% 4.23 98
6月 22.2 189 52.5% 4.47 99
7月 26.2 213 55.0% 4.47 117
8月 25.2 202 55.0% 4.41 111
9月 25.2 208 55.0% 4.54 114
10月 26.2 207 57.5% 4.54 119
11月 24.2 198 57.5% 4.70 114
12月 23.0 186 57.5% 4.65 107
年間合計 293.0 2,385 - - 1282
平均 24.4 199 53.8% 4.38 107

身体均整法学園を勧める理由

私たち夫婦にとって、身体均整法学園に入学したことは、本当に大成功であったと日々実感しています。この時代転職をして収入をある程度すぐに安定させるということは容易なことではありません。ましてや転職を決意する年齢が高いほど、その難易度は上がると思います。 整体業を志す方であれば、古き日本と現代の手技療術の集大成である「身体均整法」を是非学ばれ、自ら開業されることをお勧めいたします。学園の授業では、先生方ご自身が身体均整院を経営されていることもあり、事例を踏まえた実践的な実技の授業が多く、開業後も大変役立ちます。学校卒業後も、多くの先生方が研修会を開催されており、さらなる技術研鑽の場も沢山あります。 ちまたには、多種多様な整体関連の同業者が肩を並べています。どれもそれぞれに事業としての魅力やむずかしさがあるのだろうと思いますが、身体均整院は確かな技術や知識を磨きさえすれば、格別に事業としての魅力が大きいと感じています。診療報酬事業のように、社会保障費の財政圧迫に直接的な影響を受けることもなく、世の流行廃りや不景気に影響されることもあまりありません。そして何より初期の立上げ費用もそうですが、毎月のランニングコストがとても少なく、民間企業では考えられない利益率が獲得できます。 この仕事をはじめて、お客様から日々「楽になった」と喜んでいただき、また時には長年の症状から解放されて「ここに出会ってよかった」と涙される方もいらっしゃいます。私たち夫婦は、これからも一人でも多くのお客様との出会いを大切にして、身体均整法でお客様の健康の一助となれるよう、これからも研鑽していきます。 是非、一緒に身体均整法で頑張ってくださる同志が増えることを切に望んでいます。

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福田裕之さん(栃木県益子町・均整福田)

自己紹介と身体均整師を志した理由

20代の頃勤めていた信用金庫では、大変重たい鞄を持って外回りの仕事をしていました。その結果、腰を痛めてしまいました。同じ時期に妻も体調を崩しており、二人で埼玉県朝霞市の須田仙一郎先生(当時身体均整師会理事)に診ていただいたことが身体均整法との出会いです。身体均整法の効果を実感し、「なぜ、これで良くなるの!?」と驚いたことを覚えています。腰が痛いと伝えたのに、須田先生は額で観察をし、殆ど腰に触れることなく施術をされました。施術後、「腰はどうだ?」と聞かれて、「あれっ?」という具合で、不思議なことに楽になっていました。須田先生の技のすばらしさに驚くと同時に身体均整法に興味を持った瞬間でした。
転職の一番のきっかけは、私の娘のことです。長女は生まれつき身体が弱く、退院することもなく1歳の誕生日も迎えずに逝きました。小さな体で懸命に生きようとしている愛娘と日々、過ごす中で気づかせてもらったことは、「自分の人生を大切に生きるということ」「健康であるというありがたさ」「今ある幸せに気づく」ということでした。
私は学生時代、理学療法士になり、病院のリハビリの仕事をしたいという夢を持っていました。ですから、娘の不幸を通じて「人の健康に役立つ仕事がしたい」という想いが改めて強く出てきました。そして須田先生にお世話になって整体という道があることを知り、29歳の時に均整の道に進むことを決心しました。

開業の決意

将来いつか一緒にやろうということで、妻と2人で学園に入学しました。学校が土日でしたので、2人とも仕事を継続しながら栃木から高円寺(※)まで通いました。私は入学を決めた時から、信用金庫の仕事は卒業と同時に辞めて開業するつもりしたので、そのようにしました。妻には卒業後も生活費を維持するために、それまでの研究職の仕事を継続してもらいました。
(※)福田先生在学中は、高円寺に教室がありました。
養成講座で、月100名・売上50万円で年間600万円という数字を聞いていましたので、それが一つの目標でした。実績は開業初年度と2年目が400万円手前で、600万円を達成するのに7~8年かかりました。学生の時に、「開業するなら2~3年は食えないよ。そのくらいの覚悟で開業するならしなさい。」と言われていましたので、その覚悟はしていました。

現在の院のコンセプトについて~居心地の良い、優しい空間づくり

開業当初は、目立つ看板もなく自宅の一室でおこなうのがいわゆる「施術家のスタイル」なんだと思っていました。しかし、どうも自分らしくないと少しずつ違和感を感じはじめ、徐々に来院者さんとの会話の仕方を変えてみたり、待合スペースを作ってみたり、自分のスタイルに変えていきました。
4年程前に中村先生に来ていただくようになってからは、女性の視点で更に内装に手を入れてもらいました。中村先生より、「初めて当院に来院したときの印象は、ベッドと机があって壁には本がザーッと並んだ空間で、男性の部屋に入るような感じを受けた」という話を聞いたからです。当院は女性の来院者さんが多いので、女性にとってほっとできる居心地の良い環境にした方が良いと思い、中村先生に意見を出してもらい2人で相談しながら、少しずつ現在の内装に変えていきました。

コンセプトは「コミュニティのある整体院」

以前から、私が掲げていたコンセプトは「コミュニティのある整体院」です。 そのために来院者さんと和やかにお話しやすい空間を創りたいと思っていました。特に女性の場合は、閉鎖的な空間に整体師1人に対して来院者さん1人の状況ですと、初めて来るときに不安があるだろうと考えました。それを何とか緩和して差し上げることができないかと考えた訳です。なお且つ、当院で「自分の悩みを解決できるかもしれない」という希望を持って欲しい。そのためにどうしたらよいかと考え、「コミュニティのある整体院がいい」と思いました。
一番の理想は、病院の待合室のように、たまたま居合わせた来院者さん同志が、「ここで腰痛が治ったよ」というような会話が出てくればいいなと思っています。施術する側は自分のところをいいようにしか言わないと思われがちです。そうではなく、原体験した来院者さん同士が「ここは本当にいいですよ」って会話してくれたら何よりだと思います。更に来院者さんから、当院で知り合った方と仲良くなり外でお茶したとか、そんな話が聞けたら嬉しいなと思いました。純粋に人間同士の触れ合い・心の支え合いの世界がこの場で展開できていれば最高です。

「身体均整師」としてのやりがいについて

笑顔の泉が湧く、そんなコミュニティを創りたい。もっとコミュニティ化につながるイベントをしていこうと考えています。例えば、「整体カフェ」。来院者さん達とゆっくり話をする交流の場です。
益子町には「いきいき講座」というものがあります。町主催の「町民大学」のようなものです。我々もボランティアとして講師登録しており、要請があれば健康に関する講義をしてきました。今後は当院主催の健康教室を開いていく考えです。
均整福田の将来のイメージについて、中村先生と二人でよく話しています。痛みをかかえてしかめっ面で来院された方が、体も心も軽くなって笑顔で帰っていかれる。均整福田から笑顔の数がどんどん増えていく。笑顔が泉のように湧き出てくるイメージです。
人は幸せになるために生まれて、そして生きているのだと思います。その幸せを実感する上で健康は欠かすことのできない条件の一つです。身体均整師は、光を失いかけて不安の中で過ごしている人々に、一筋の光を指し示して手助けができる尊い職業だと思います。順風満帆な道では決してありませんが、人の幸せを応援できる身体均整師という職業に、自分の人生を賭けていくことは素晴らしい選択だと思っています。

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